






事業内容と社内設備BUSINESS CONTENTS
光学機器製造業務
監視カメラ用レンズ
マシンビジョンレンズ
スポッティングスコープレンズ
車載用レンズモジュール
通信機器製造業務
光ファイバーケーブルコネクター(ガラス、プラ)
変換プラグ、減衰器
モジュラーローゼット
情報機器部門
カメラ付スキャナー
機械加工部門
モールド用金型加工
社内設備
クリーンルーム(日立製) / 7槽式レンズ洗浄機(電子技研工業)/ 5槽式レンズ洗浄機(電子技研工業) / 5軸マシニングセンター(安田 H30i)/ 放電加工機(マキノ) / 撮影テストチャート(自社製) / 恒温恒湿槽(株式会社大西熱学工業) / 恒温乾燥炉(田葉井) / 工具顕微鏡(オリンパス光学工業株式会社) / 双眼実体顕微鏡(オリンパス・ニコン) / 投影検査用暗室(自社製) / 噴流式半田槽(SOLEX) / ディップ式半田槽(SOLEX) / クリーンブース(自社製)(HEPA日本エアーテック)

(安田H30i)

ごあいさつMESSAGE
当社は昭和15年東京蒲田において精密機械彫刻業として創業致しました。
戦時中の昭和20年、長野県富士見町に疎開、以来光学関係を中心に彫刻印刷 を業としてまいりました。昭和49年からカメラの組み立てを開始し現在では光学機器、情報機器、通信機器関係の組み立てを中心に業容を拡大しております。
地域に密着してお客様のご要望に即対応できる体制を確立し、”顧客満足”をモットーに、常にお客様に寄り添いながら、価値ある技術・製品・サービスをご提供し、健全な企業活動を通じて社会に役立ち、愛される企業を目指します。
代表取締役 西村章
会社概要COMAPNY INFORMATION
会社名 | 株式会社ニシムラ |
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代表者 | 西村 章 |
所在地 | 〒399-0214 長野県諏訪郡富士見町落合10775-3 |
TEL | 0266-62-2460/FAX.0266-62-5144 |
創業 | 昭和15年 |
資本金 | 3,350万円 |
主要取引先 | 日本電産サンキョー株式会社 / ウェルストン電子工業株式会社 |
ニシムラの歴史NISHIMURA HISTORY


疎開命令〜富士見村 終戦。
それは終戦末期の昭和20年4月15日の夜のこと。
大森、蒲田、川崎、所謂京浜軍需工業地帯が、B29の大襲撃によって壊滅してしまった。
その惨烈さは言語に絶し、夜の11時頃から始まった大空襲は爆弾と焼夷弾の混合投下で金属的轟音、烈風の起こった中での全域的大火災、悲鳴、誰もが火の手の弱そうな方向に逃げる。
私と妹も夢中で逃げました。
夜が明けて、一面の焼け野原になった蒲田の町に茫然と立っていた。
そこは私の機械彫刻の工場だった。
その一ヶ月前、疎開命令の内示もあり、重大危機を感じて機械類をまとめ、手廻し良く貨車二輪を貸し切りで積み込み、蒲田駅から出発する日を待つ。
住宅の荷物は運び込んでしまったので何もなく、付近の無疵に残った百件ほどの中の一軒に入った。しかし貨車は、全域の爆弾で行方不明。終戦の日までだれもが交通機関のなくなった都内を歩いたと思う。
貨車はどこへ行ってしまったんだろう・・・
様相が一変してしまった蒲田駅構内のおびただしい国電車両の焼けた残骸と車台と骨ばかりの貨車の群れの中に不思議に私の貨車は焼けずに残っていた。助かった。
この貨車は、終戦の8月15日を過ぎてもお暫く着かず、その年の秋になって無事富士見駅に到着した。
かくして東京での人生を終わり、食べ物を探してあるく事以外、何も頭に浮かばない生活が富士見村に移り、新しくスタートしたのだ。
(昭和50年発行 社内広報「ニシムラタイムズ」創刊号によせて会長挨拶より抜粋)
富士見でのスタート
本社工場は、組み立て、彫刻、機械、塗装の各工場に分かれており、会社の敷地内には社宅として二棟を用意。
当初は彫刻専門の操業でしたが次代の変貌あるいは社長の将来経営ビジョン等々が、彫刻だけではなく、彫刻を踏まえたカメラの組み立て、それも完成組み立てを昭和41年より手がけました。
その後、諏訪地域のカメラメーカーだけでばなく、国内の主要メーカーのカメラの完成組み立てを請け負うようになります。
カメラ以外の製品、部品の組み立て事業も増加し、1990年の時点で富士見町の4工場、町外に2工場を有し、監視カメラ用レンズ、ライフルスコープ、などの光学機器、光ファイバーコネクタなどの通信機器の組み立て生産が事業の中心となります。

沿 革HISTORY
1940年4月 | 東京蒲田にて西村精機彫刻所を創業 |
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1945年3月 | 長野県富士見町に疎開 |
1953年12月 | (有)西村精機彫刻所を設立:資本金50万円 |
1962年4月 | 株式会社に組織変更 |
1966年8月 | カメラ組み立て部門新設 |
1966年10月 | 増資、資本金800万円 |
1969年12月 | 二眼レフカメラ完成品組み立て開始 |
1970年4月 | レンズシャッターカメラ完成品組み立て開始 |
1970年7月 | スクリーン印刷開始 |
1970年8月 | 増資、資本金1,600万円 |
1970年8月 | 一眼レフモータードライブ、110ワインダー生産開始 |
1973年11月 | モールド成形工場を新設 |
1974年5月 | 一眼レフカメラ完成品組み立て開始 |
1978年10月 | 輸出検査、受検開始 |
1979年4月 | OA機器組み立て部新設 |
1979年5月 | 増資、資本金3,350万円 |
1988年9月 | 歯科用機器組み立て開始 |
1991年4月 | カードリーダー組み立て開始 |
1992年10月 | プリンター機器組み立て開始 |
1995年3月 | 光ファイバー機器組み立て開始 |
1995年8月 | 通信用基盤実装開始 |
1998年8月 | デジタルカメラ完成品組み立て開始 |
2000年3月 | クリーンルーム新設 (クラス1,000) |
2000年8月 | レンズ洗浄機新設 |
2003年10月 | CCTV レンズ製造開始 |
2006年6月 | CCTV レンズ製造・販売権確立(6倍、10倍) |
2007年7月 | FA用マシンビジョンレンズ製造開始 |
2007年9月 | スポッティングスコープ組立開始 |
2011年7月 | 金型製造部門 新設 安田H30i(5軸マシニング)導入 |
2014年3月 | レンズ洗浄機 増設 |
2017年1月 | 圧力計 組立開始 |

採用情報RECRUIT
当社の製造する光学機器・情報機器・通信機器は、日本のインフラを支え、まちの未来をつくりあげるために進化と成長を繰り返し続ける業種です。
日本の大きな夢を、世界へ。この小さな町で発信しながら、従業員ひとりひとりが抱く夢を実現できるよう、共に未来を描き続けたい、そして実現できる会社です。
雇用条件 | パートタイム |
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募集職種 | 組み立て |
仕事内容 | 監視カメラ用レンズ・スコープ等の光学機器、通信機器の組立作業。 座り作業が主となりますが、立ち作業も多少あります。 ※業務手順は付き添いで指導しますので、 未経験の方でもやる気があれば応募歓迎です。 |
募集人員 | 3名 |
応募資格 | 不問 |
給 与 | 時間給 850円~1.000円 |
勤務時間 | 9:00〜15:00 |
諸手当 | 交通費支給(上限10,000円) |
休 日 | 土日祝・そのほか当社カレンダーに基づく |